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デザイン画集

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オーダーメイドのデザイナーの気質って。

 

【k18wg アメシスト ペンダント】デザイン画

昭和のジュエリーを振り返ると、

アメシストをイエローゴールドで仕立ててあるジュエリーをよく見かけます。

 

これは人の感性の問題なのでしょうけども、

わたしの中にはアメシスト色をイエローゴルドで仕立てるチャンネルがありません。

イエローゴールドでの仕立てをご依頼主に要望されない限りは、

アメシストは白い仕立て(プラチナやホワイトゴールド)でおすすめしてしまいます。

 

ゴールド色に囲まれたアメシスト色は、私には理解できない配色で、

苦手なんだと思います。

双方の色が調和してハーモニーを奏でているようには、とても思えない私は、

本能的に【白い仕立て】に逃げてしまっているのかもしれません。

 

デザイナーとは、舞台裏に控える黒子であり、

自己主張など言語道断とは存じておりますが、

しかしその、ゴールド仕立てはチョット・・・う~ん。

 


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それでは今日も、行ってきまーす。

 

【k18 ターコイズ ペンダント】デザイン画

鮮やかな青空色のターコイズを眺めること・・・

7日間。

雨粒のモチーフとしてデザインすることを決めました。

 

大きなおおきな、アマガエルがしがみつけるほど巨大な雨粒です。

球体のターコイズをロングチェーンで身につけると、

胸元でコロコロと転がり向きを変え、

それにしがみつくカエルも顔が見えたり、オシリがみえたり、

楽しそうにコロコロします。

 

ペンダントとして出来上がってしまうと、

「この球体のターコイズには、このデザインしかない!」

と言いたくなるので、不思議ですね。

 

ところでこのターコイズは、

もともとメーカーの棚の奥の奥で埋もれていたのを、わたしが発見したものです。

メーカーとしても、

「置物にするには小さいし、ジュエリーにするには大きすぎる」

との事で、この球体のターコイズを持て余していたようです。

 

さて今日も、

【メーカー】という名の鉱山に、宝石を採掘しに出かける私。

 


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あのぉー、お客さま・・・。

 

【pt900 ダイヤ ペンダント】デザイン画

メレダイヤで装飾されたダイヤモンドのペンダントを持参されたお客さまが、

「ダイヤだけを一粒で使いたいから、メレダイヤのほうは・・・

なにか適当に安いデザインで作っておいてよ!」

と、オマカセの要望をされた場合、

この「適当に安いデザインで・・・」という部分をどのように解釈すべきか、

思索することとなります。

 

「適当に」という語には、

【あるべき状態にぴったり合っている】という意味がありますが、

このお客様が使った「適当に」という語が、

「適当な安さ」を意味するのか、

「適当なデザイン」を意味するのかで、

作り出されるモノが大きく異なるため、いよいよ判断が迫られるわけです。

 

そんな責任重大な判断を迫られたときは!!

・・・まぁ聞けばいいんですね。

ご依頼主に。

 


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このデザインを見るたびに思い出す、あの頃。

 

【pt900 トルマリン リング】デザイン画

トルマリンといえば、健康グッズ。

数年前に大ブレークしたトルマリンブームのとき、

トルマリンをからめた健康グッズを求めた方も少なくないはず。

そして沈静化した今、

なぜあんなに熱くなっていたのか理解できない方もまた、少なくないはず(笑)

 

トルマリンといえば、南米ブラジル。

日本でも産出されるトルマリンですが、

品質も産出量もブラジル産が圧倒的に有名ですね。

私などもはやブラジル人を見ただけでトルマリンを思い出すほどです。

(冗談ですけども)

 

トルマリンといえば、割れやすい。

トルマリンは簡単に割れてしまうので困ってしまいます。

「ドアに軽く当たっただけなのに、

斜めにパックリ割れちゃったのよぉ。コレどーしたらいいの?」

と私のところに駆け込まれる方も、珍しくありません。

 

ご覧のデザイン画のリングが生まれたのも、

ちょうどその頃でして・・・

 


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この世に存在しないものを、生み出そう。

 

【K18 ルビー リング】デザイン画

赤い宝石はゴールドで仕立てても、

プラチナで仕立てても美しく映えます。

さて、

「自分のルビーをどっちで仕立てたらいいのか、わからないのですが・・・」

と仰るお客様には、

ご覧のように装飾を省いた、コントラストだけのデザイン画を2枚、

プラチナ仕立てゴールド仕立てで見ていただきます。

 

ルビーがゴールドと調和してどのように映るか、

もしくはプラチナの土台にしてどう映るかをイメージしていただき、

答えはお客様自身に出していただきます。

 

まだこの世に存在しないものを生み出すには、

想像力と夢が必要です。

そうして生みだされたジュエリーたちは、

あなたの心にフィットして、カワイイですよ~。

 

 


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ああ、君はなんて美しいんだ。

 

【K18 ガーネット ピアス】デザイン画

スペサタイトと呼ばれるオレンジ色のガーネットがあります。

柑橘系の果汁がしたたりおちたかのような、

みずみずしいオレンジ色が特徴です。

 

スペサタイトをはじめ、オレンジ色の宝石にはとても多くの種類があり、

それぞれ美しいのですが、

どれか1つだけ!といわれたならスペサタイトとこたえます。

それほどスペサタイトは美しく、

情熱的で、エネルギッシュな発色をしています。

 

もはやスペサタイトは私の運命の宝石だと思っていました・・・

あの日、

オレンジダイヤモンドに出会う前までは・・・。

 

ああオレンジダイヤモンドよ、

なぜ私の前にあらわれたのか。

スペサタイトへの気持ちが冷めてしまったわけではない、

ああオレンジダイヤモンドよ、

君はなんて美しいんだ。

 


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元、人気アイドルですワタクシ。

 

【pt900 ダイヤ リング】デザイン画

大切なものを、優しく包み込むかのように抱きかかえる、

通称【抱き合わせ】と呼ばれる人気のデザインです。

昭和の頃に人気であった、

通称【立て爪】と呼ばれたデザインを、「古くさい・使いにくい」との理由で、

このデザインにリフォームされる方が多くおいでです。

 

人気という言葉には、

なんとなく手放しで喜べないジレンマが見え隠れします。

人気であるがゆえに誰もが求め、

人気であるがゆえに市場に同じデザインが溢れ、

それゆえに飽きる。

 

そしてひとたび、そのデザインに対する、

世間の過熱感がおさまったなら・・・

人気であったがゆえに誰もが飽き、

人気であったがゆえに市場に見放され、

風化し忘れ去られ、

いつの日にかリフォームに持ち込まれることになる。

「古くさい・使いにくい」との理由で。

 


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致命的な欠点となることもありますね。

 

【K18 ダイヤ ピアス】デザイン画

これはフープ型のピアスをお探しのお客様に描いた1枚ですね。

ひと口にフープ型といってもその形状や大きさはさまざまで、

身につけた印象も大きく異なります。

 

大きな径のフープピアスともなると、

その重量も比例して大きくなり、使用中に痛みを感じることもございます。

貴金属ジュエリーには、

【重いことは良いこと】

という既成概念があるのは事実でしょうけども、

ピアスそしてブローチに於いては、

【重いことは致命的な欠点】

と言えるでしょうね。

 


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シバかれるよぉ、きっと。

 

【K18 ダイヤ ピアス】デザイン画

安定的に供給されつづけるホワイトダイヤモンドに比べ、

カラーダイヤモンドは供給が不安定ですから、

同じカラー、同じカットで4ピース手配するのは簡単ではありません。

 

ご依頼主からリクエストを頂くと直ちに、

世界各地に張り巡らせてある私のネットワークで捜索が開始されるのですが、

ときに捜索が数ヶ月に及ぶこともあり、

ご依頼主をヤキモキさせてしまう事態になります。

 

ご依頼主のゴキゲンが悪くならないうちに、

各地のダイヤモンドブローカーに催促するものの、

「ハハハッ、催促されても無いモノは無いよ!地球に聞けっ!」

と言われる始末。

 

このセリフをそのままご依頼主に伝えたら・・・

しばかれるな、

きっと。

 


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デザイン相談すると、オモシロイ現象が起きます。

 

【Pt900 ダイヤ リング】デザイン画

貴金属の売却ブームに乗って、

使わなくなった手持ちのジュエリーを現金化したものの、

それらに留められていた小さなメレダイヤは返却されてきて、

持て余していたそうです。

 

「よーく見たらその中の一部は、少し茶色っぽいメレダイヤでね、

まぁ安モノのジュエリーだったからねぇ・・・」と仰るお客様。

 

小さなメレダイヤは、いつの間にか紛失してしまう方が多いので、

「いっそのこと、こんなリングに全部まとめて留めてしまいましょうか」

などと言いながらラフ画を描き始めましたら、

「あぁ!どうせならふたつに分離するようにして・・・」

とお客様にも火がついて、2枚3枚とラフ画を描くうちに、

さっきまでは想像もできなかったデザインが生み出される。

 

すると、

【安モノの茶色っぽいメレダイヤ】だったはずの石が、

【天然色ブラウンダイヤ】と呼ばれるようになるからオモシロイ。

 


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