本日【11/13】の弥馬屋は・・・傷だらけの宝石に注目!
明後日は「七五三」、
産土神詣の日です。
数えで男の子は3歳と5歳、
女の子は3歳と7歳のときに、
健やかに成長したお祝いで
神社にお参りをする日ですね。
三歳、五歳、七歳という時期は、
子供の成長の節目となる時期ですし、
七・五・三という、
陽の奇数を喜ぶ陰陽道の教えが
由来だと言われています。
昔は男女ともに三歳で
「髪置き」といって髪を伸ばしはじめ、
男子五歳のお祝いは
「袴着」で始めて袴を穿かせます。
女子七歳では「帯解き」といって
始めて着物の帯を締めさせるのが
しきたりでした。
現在では子供よりも
親が夢中になるお祭りになっていますね。
つい先日、
3歳のお祝いの時に
お父様からプレゼントされたという
誕生石を、ペンダントにする
というご依頼をいただきました。
そういうプレゼントも素敵ですね。
プレゼントされてから
20数年もの月日を経てペンダントに仕立て、
ますますご両親の愛を感じられたそうです。
そんな思い出の宝石は
弥馬屋がお仕立て致します。
そしてお仕立て後のメンテナンスも、
私どもにお任せください。
時を経ても、
基本的に宝石は変わらない輝きです。
しかし表目に汚れが付着したり、
使用による小さな傷はつきます。
汚れに関しては表面の洗浄で
ほぼ解決しますが、
小傷を消すには研磨職人による
磨き加工が必要です。
使用による傷がつきやすい宝石は、
硬度7以下の宝石です。
硬度7.5から硬度10の宝石は
普段の仕様でだんだん傷ついていく
という心配はしなくても良いと思います。
空気中のチリや地面の砂は
ほとんどが硬度7ですので、
硬度6の宝石は
空気中で身につけているだけで、
風にあたっているだけで、
少しずつ傷ついていくと考えてよいです。
その境界線である硬度7の宝石とは、
水晶のグループに属する
アメシスト、シトリン、各種クォーツなど、
皆さまにおなじみの宝石も含まれています。
ですが傷ついたら一巻の終わり、
というわけではなく、
前述のとおり磨き治せばいいだけです。
ご希望の方はご相談くださいね。
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