本日【2/19】の弥馬屋は・・・アフガニスタンを思ふに注目!

 

う、「おおいぬのふぐり」が

咲いています。

 

日だまりの中の青い雫、

晴れた日は、瑠璃色に大きく花を開きますが、

寒い日などは半開きに薄い空色で、

どこにいるかもわからないほど です。

 

それにしてもこの花の名前を聞くたびに、

気の毒な名前だと感じます。

 

どうしてこんな可憐な花に、

変な名前をつけるのでしょう。

 

しかし探してみましたら、

もっと凄い名前もありました。

 

「ぼろ菊」、「ままこのしりぬぐい」、

「はきだめ菊」、「へくそかづら」など

あまりにも可哀想ですね。

 

名前が、かわいそー。

 

それでも、

「いぬふぐり」ほど外見とかけはなれた

花はないですね。

 

「犬ふぐり星のまたたく如くなり」高浜虚子

 

無数に咲き広がる青い星の光のような

美しい花、

まだ寒い今の季節に出会う花には、

一味違った大きな喜びがありますね。

 

先日は、

この「いぬふぐり」のような瑠璃色をした

ラピスの小さなかけらを、

160センチのロングネックレスにする

お仕立て依頼がありました。

 

素敵なそのお客様が、

瑠璃色のネックレスを

2連や3連におつけになるのを想像して、

私たちスタッフも

今から完成を楽しみにしています。

 

ラピスといえば主要産地として

有名なのはアフガニスタン。

 

わたしはアフガニスタンといえば

「ラピスラズリ」

と連想してしまいますが、

皆さんはきっと違うでしょう。

 

アフガニスタンといえば、

「治安が悪い」

「とあるグループ活動の人たちが

暴力的行為で世界中を怯えさせている」

「 深刻な貧困」

「長引く紛争で経済が崩壊している」

などなどネガティブなイメージを

持っていらっしゃる方が多いと思います。

 

ツタンカーメンのマスクにも

装飾されたほど、

古くから珍重されたラピスラズリ。

 

岩絵の具として、

フェルメールなど数々の名画に

使用されたラピスラズリ。

 

この

夜空を切り取ったかのような宝石に、

この機会にぜひ注目してくださいね。

 


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