ここは『やまやくらぶ』秘密の部屋。
なぜなら更新されても、だれにも気づかれずに好き放題・・・。
それではさっそく第2回のはじまりです。

 

 

本日のお題はこちら。

【コンセプト】

 

こんにちは、内藤わたりです。
このようなユニークなコンセプトのコーナーに大変興味がございます。

 

誰にも見られないスペースにおいて、
誰にも見られないことを期待しながら書き込むことは、私の理解を超えておりますが、
そのうちに、きっと何かが見えてくると期待します。

 

いつの日か、開眼するためには、
『いくらなんでもアクセスがゼロってことはないだろう』
・・・などと考えながらUPするような不届きな所業があってはならないと考え、
心から視聴率0%を目指し、
ならびに作文には魂を吹き込むよう、取り組んでみます。

 

しかしながら、今現在の私の心境を率直に申し上げるなら、
公けにすることを、美学とするWEB環境で、以上の心もちはなんというジレンマか。
・・・と思う。

 

今や全てを見透かしてしまう、WEB環境。
個人のプライバシーも含め、見えないものは無いと言われています。
数年前は、見ること、見付けることに必死だった私たち、
今や、隠すこと、せめて見えにくくすることに必死です。

 

数年前は、情報を集めることに、個人のノウハウや工夫を駆使したものですが、
今や、情報を切り捨てることに、その時間を割かれています。

 

『情報は必ず書き手側に偏っている』
・・・そう思います。
情報とは偏見なのです。

 

とすれば当然、
『情報と現実は異なる』
・・・ということに。

 

集めた情報は無意味ではないと思いますが、
それらは必ず偏っていますね。
無機質な辞書でさえ、その情報は偏っているといえます。

 

ですので私の場合、自分の体験だけが現実だということにしました。
まぁ…あるときから・・・。

 

今となっては、新聞の見出しを見ても、
『ほんとかぁ?』
・・・なんて思ってしまいます。

 

宝石商として駆け出しのころ、
買付けの場面において、ずいぶんと騙されたものです。

 

宝石の買い付け現場には原石やカットされた裸石のほかには、
鑑別書も、派手な鑑別機器もありません。
あるのはルーペなど、持参した簡易ツールだけです。

 

証明書も保証書もないのです。
ですので、たくさん騙されました。それは多額の損失です。
ときには証明書や保証書が付いていることもありました。
ですが、結果は同じでした。

 

やはり情報は書き手側に偏っています。
自分の体験こそが現実ですね。

 

宝石を自分で視て、
いくらで買うか自分で決めるようになると、失敗しなくなりました。

 

思い切って、ついでに言いますと、私はインド人が嫌いです。
否、正確には宝石を扱う、いかにも私を騙しそうなインド人を見ると、
眉間にしわを寄せて見てしまいます。

 

それは私の体験から、私の現実になった事柄です。

 

ですので、例えば中国の人に対して、
『連中はコレコレだから、絶対に好きになれない』
とは思わない。
たとえ、彼らの悪評が新聞に書いてあったとしても、
例によって『ほんとかぁ?』
・・・と思ってしまう。

 

つづく。
何かがみえるまで。内藤

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【ほぼ内藤わたり】-第2球目-