ここは『やまやくらぶ』秘密の部屋。
更新しても気づかれないので、誰にも知られるはずのないコーナー。
迷い込んだ方も、ココをクリックすればすぐに出ることができます。

 

そして、くれぐれもこのコーナーのことは内密に・・・。

 

このまま読み進める方は、覚悟してください。
このコーナーでは、みなさんに楽しんでいただける自信がございません。
それでは第10回、はじまりはじまり。

 

 

本日のお題はこちら。

頭の中で足踏みしてみる。

 

内藤です。


先日、お客さまと『夏休み子供科学電話相談』(NHK第1)について、
おおいに盛り上がりました。


子どもたちが持つ疑問というものは、誠に痛烈、痛快であります。
彼らの無垢な視線から不意に放たれるひと言は、あるときは話題の核心に迫り、
またあるときには大人の思考を別世界に吹き飛ばすエネルギーを秘めています。


子どもたちの質問は、答えられないことばかりです。
息子が小学1年生のある日、『火ってなぁに?』と聞いてきました。


*****以下私の頭の中*****


・・・ひ?
火は『物体』ではないし・・・いわば現象か?
物を燃やすことで発生する現象が火だろうか・・・?


ん?そもそも現象ってなんだ?


物が燃えるときに出る『熱と光』のうち、
『熱』は目に見えないので、私は『光』を見ていることになる。


火は、『オレンジに発光する物体』が生き物のようにウネウネと動いているわけではなく、
『オレンジ色をした光』が揺れているだけ・・・たぶん。
あのメラメラとその有り様をくねらせる姿は『物体』ではなくて、言うなれば『オレンジ色』か・・・


火とは単に『オレンジ色になった空気』のこと?
私が見ているあのオレンジは『火という物』ではなく『火という色』・・・なのか?


*****以上私の頭の中*****


さて、私はこの結果をどうやって子どもに伝えたらよいのでしょう?
実はこちらの方が難題であったりします。


子どもたちの質問は、答えられないことばかりです。
NHKに電話してきいてみようか・・・子どもの声で。


つづく。
何かが見えるまで。内藤。

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【ほぼ内藤わたり】-第10球目-