毎日、ジュエリーデザインスタジオ弥馬屋で仕立てられる名作品の数々。
1つの作品が生み出されるとき、1枚のデザイン画が描かれます。
【K18 クォーツ ペンダント】デザイン画
内部からブラウンの光沢が溢れ出る、
大きな大きなクォーツを持参された、細身で小柄なご依頼主に、
「どんなにアッサリと仕立てても、出来上がるとこのくらいのボリュームになってしまい、
それを支えるチェーンも、太めのデザインにしないと強度上の不安があるので・・・」
などと説明しながら、このラフ画を描いたのを思い出します。
細身で小柄なご依頼主は、
そのラフ画を実際に胸に当てて、鏡を見ながらヒトコト、
「こんなのが欲しかった」・・・と。
あの瞬間、
私はそれまでの殻を1枚破ったと、
細身で小柄なご依頼主に今も感謝している。
デザイナーが四の五の語る 【やまや名作劇場】
ジュエリーリフォームデザインスタジオ やまやくらぶ