デザイン画集

養成所の卒業生のみなさん。
【pt900 ダイヤ ペンダント】デザイン画

幾つかのリフォームを注文するうちに、
それまで踏み込めない領域と思っていたジュエリー制作に対する【壁】が、
取り除かれてくるお客様も多くおいでです。
それまでは素材の手配もデザインも、
お店側に任せきっていたお客様が、
3度目くらいのご依頼から、デザイン相談に積極的に参加して、
細部にわたって新たなジュエリー制作を企画されるようになります。
その様子は本当に楽しそうで、
ご依頼主の目が生き生きと輝いています。
ご依頼主が【壁】を取り除き、
ジュエリーデザイナーになられたのを見計らうように、
私自身は徐々に存在感を薄めていく必要があります。
ご覧のデザイン画のペンダントを依頼されたお客様の時も、
私は構造上の要点を幾つか修正しただけで、
あとは静かにしていました。
そういう意味では、
ここはジュエリーデザイナー養成所と言ってもいいかもしれませんね。
みなさんのおかげで、今日も世界は美しい。
【k18 イエローダイヤ ジュエリー】デザイン画

ご存じ、ダイヤモンドは炭素の結晶ですね。
0.2gのダイヤモンドの中に96億×1兆個もの炭素原子が含まれる
超高密度の結晶です。
子供のころに覚えた原子の周期表を思い出していただくと、
炭素(C)は、
ホウ素(B)窒素(N)に挟まれています。
さて、
『君は男だから男として生きてゆきなさい!』
とは言えない時代になりました。
性的マイノリティ(LGBTQ+)の皆さんが、
より自分らしく生きることができる世界が実現しつつあります。
自然界も同様で、
電荷的に近い性質を持つおとなり同士の原子は、
ふとした拍子にトランスジェンダー状態におちいります。
96億×1兆個もの炭素があれば、
その中にはホウ素っぽい炭素も、窒素っぽい炭素もあるわけですね。
炭素の集団の中で、
電子の数がまわりのみんなとチョット違うトランスジェンダーたち、
じつは彼らが居ることで、
美しいカラーダイヤモンドの発色が実現しています。
圧倒的多数の中に存在するトランスジェンダーの皆さんが、
無色なダイヤモンドの世界を、
ピンクやイエローに彩っているのです。


