作品集
K18 ルビー ペンダント
陽ざしが暖かくなり、雁が北へ帰っていく。その習性どうり群れをなし、北の海を渡っていく。
前の年の秋に、雁が海を渡って来たさいに、海面に浮かべて休むための、小枝をくわえてくる。
無事に浜辺に辿り着いた雁は、そこでその枝を落とし、次の春には同じ枝を浜辺で拾って北へ帰っていく。
そして冬の間にこの地で亡くなった雁の枝は、浜辺に残ったままとなる。そこで浜の人は供養のため、その枝で焚いた風呂を旅人にふるまったそうです。
【写真をクリックしてご覧ください】
『雁 gan 』
k18製 ルビー ¥57,000
K18 pt900 ダイヤ サファイア エメラルド オパール ブローチ
良く見れば、振り向きざまの一瞬をとらえているのがわかりますね。
ふっくらとカービングしたエメラルドとサファイアで、羽の光沢感と重量感を再現。
オパールの色合いで、振り向いた孔雀の身体のねじれを描写するというこだわりがいいでしょ!
【写真をクリックしてご覧ください】
『Pco.Q』
pt900/k18製 77×16mm ダイヤモンド0.623ct ルビー0.008ct
ボルダーオパール4.873ct エメラルド4.854ct サファイア4.731ct
参考商品
あー、美味しそうですねー。
【pt900 ヒスイ ペンダント】デザイン画
宝石を丸や四角にカットしているのは人間の仕業です。
宝石たちが最も美しく輝くように計算してカットを施すわけです。
宝石の中に取り込んだ光を、内部で効率よく反射させて、
輝きと発色を引き出す匠の技術です。
さて宝石によっては、
光を内部に取り込まない不透明な石たちがありますね。
ヒスイやオパール、ターコイズなどです。
それらもナゼか丸や四角にカットされている事が多いのですが、
ときどき変わった形にカットしてあるモノを見かけます。
そしてそれこそ、
自然のモチーフでデザインするのに最適であるわけです。
葉が茂り、
ツルが巻きあがり、
赤いつぼみがほころんだ中に、
ツヤツヤと実るヒスイの果実・・・
んー美味しそおっ!
K18 ダイヤモンド 南洋パール ペンダント
青味の光沢を放つ、南洋の無核真珠(ケシ)で仕立てられたこちらの作品は、細部までウロコが彫られ、蛇の質感が表現されています。
真珠層が厚く巻いた無核の真珠は、複雑で妖艶な照りを放ち、まるでとぐろを巻いた蛇に神が宿ったかのよう。
【写真をクリックしてご覧ください】
『GOD』
k18wg製 26.5×20mm 南洋産無核真珠(ケシパール) ダイヤモンド0.01ct ¥210,000
アナタの心は、すでに答えを出しています。
【pt900 ダイヤ リング】デザイン画
リフォームのご用命で私の所へ来店されるお客様のうち、
じつに半数の方が、
何をつくるか決めずに来店されます。
もちろんその場合は、私の方からお客様にさまざまな提案をして、
お好みを探ることになるわけですが、
そんな中で私が強く感じますのは、【ご自身が何を欲しているのか】に、
気づいていない方がとても多いということです。
やはり、
己を知るのは簡単ではないという事なのでしょう。
自身の内なる声に耳を澄まして、
心から欲しているものを自覚するという行為は、
ある時は楽しく喜びに満ち、
またある時は幾ばくかの苦痛を伴う自分探しの旅。
どんなデザインが好きなのか、
あなたの心は既に答えを出しているから、
あたたはそれに気づくだけ。
K18 pt900 ダイヤモンド トルマリン ブローチ
桜を待つ私たち。
それは、つぼみがほころび一輪また一輪とおもてを見せる時を待つ私たちを言うのでしょうか。
それとも、満開の桜から、ひとひら、またひとひらと散る時を待つ私たちを言うのでしょうか。
咲く桜、散る桜、どちらを待つにしても、桜の季節に心が躍り出すのは心地の良いものですね。今宵は、盃にうつる桜を肴に心嬉しいひとときを。
【写真をクリックしてご覧ください】
『さくら』
Pt900/k18製 40×22mm ダイヤモンド0.69ct ピンクトルマリン(カービング)
参考商品
あなたは、どちらのタイプが好きですか?
【pt900 ルビー リング】デザイン画
スクエア型にカットされたダイヤモンドは、
ラウンド型のカットよりもおとなしく、上品な光沢を発します。
その為、
インクルージョンとよばれる、ダイヤモンド内部の欠点がとても目立ちます。
ギラギラと輝くラウンドカットであれば、
その内部に多少の欠点が点在しようとも、全く目につきませんが、
スクエアカットの、清純でお上品な光沢の中にあっては、
ごまかすことのできない特徴として、それは鎮座してしまいます・・・。
ところで、
恋人にするとしたらどちらのタイプが好みですか。
ラウンドカットのような人?
それともスクエアカットような人?
K18 淡水パール ペンダント
西の空があかね色に染まるとき、見るもの全てが1日の終わりを告げる様子は、ドラマチックで、またエキサイティングでもあります。
この作品では、鳥がシルエットだけを残して東へ飛んでゆきます。
【写真をクリックしてご覧ください】
『after noon』
k18製 23.5×37.5mm 淡水真珠
何度も何度も、画を描いています。
【pt900 ダイヤ リング】デザイン画
あたりまえのように聴こえるでしょうが、
デザイン画とは、ご依頼主に向けて描かれるものです。
ご依頼主に気にいっていただき、お仕立てのGOサインが出ると、
その画が工房に送り込まれ、待つこと30日・・・
見事に出来上がって私の元へ戻ってくる。
な~んてオートメーションな事態では決してないのです。
実際の現場では
まず、GOサインをいただいたデザイン画を、
工房の【造形師】に向けて描きかえる作業をします。
厚みや幅など、細かに寸法が記載され、
部分部分を3倍程度に拡大した画も描きます。
そのようにしてデザイン外観を造形師に伝えるわけです。
同時進行で、
工房の【石留め職人】に向けて、宝石をどのように留めるかの指示書が作られます。
小さな爪の形や場所が詳しくわかるように
部分部分を4倍程度に拡大した画も描きます。
同時進行で、
工房の【仕上げ職人】に向けて表面処理の指示書が作られ、
部分部分を5倍程度に・・・
これがジュエリー制作の実際です。
作品が出来上がる頃には、
目隠ししながら一筆書きで描けるほど画が上達しています。
K18 pt900 ダイヤ ルビー ガーネット サンゴ ブローチ
身を寄せて何やら楽しそうに語らう2羽の鳥。大木に構えた住み家は、心から気を許せる唯一安全な空間かもしれません。
一日がおわる頃、ふたりだけの時間をゆっくりと過ごしているのでしょうか・・・。
下の方を見ると・・・あぁ!新たな家族を迎えたのですね。
【写真をクリックしてご覧ください】
『つがい』
k18/pt900製 56×51mm
サンゴ パール ダイヤモンド1.37ct グリーンガーネット0.43ct ルビー0.07ct
¥550,000