作品集
アナタのまわりには、笑顔があふれます。
【pt900 ダイヤ リング】デザイン画

これは私ども弥馬屋で人気のリフォームデザインです。
横からのアングルをご覧いただくとよくわかるのですが、
宝石の厚みや幅に合わせて、リングの谷間部分を作り込んで仕立てます。
留められる宝石が、
土台からわずかに浮かぶようにセッティングするのが秘訣。
事前に土台部分をピッカピカに磨き上げておくと、
宝石をセットしたさいに、この上ない輝きがあなたを至福の時へといざないます。
まばゆい輝きに包まれた、それはそれは幸せそうなあなたの笑顔は、
あなたの周囲に居る人たちにも伝播し、あなたの空間は輝く笑顔で満ち溢れるのです。
・・・という段取りでお願いできますでしょうか(笑)
大地の恵みである、宝石の価値。
【pt900 トルマリン リング】デザイン画

10年前に突如として話題をさらい、
数年後に跡形もなく消えていった【トルマリンブーム】。
たしかその少し前には、【水晶ブーム】が。
さらにさかのぼると、厄除けと題しまして、
【サンゴ】やら【ヒスイ】やら【ターコイズ】なんてのもありましたね。
現在は、【ゲルマニウムブーム】が終わり、次に控えますのは・・・(笑)
さて、
ブームが終わったからといって、宝石の価値が無くなったわけではございません。
需要と供給のバランスで、価格は変わるのでしょうけども、
価値は変わらないと私は考えます。
だってほら、ご覧ください!
この大粒のイエロートルマリンの爽やかな発色を!
春の新芽からポタリと落ちたエキスのような、
じつにジューシーでみずみずしい発色を!
よく考えると、永久保証ですかね?
【K18wg オパール ペンダント】デザイン画

オパールは他の宝石に比べ、
傷つきやすく欠けやすいという事は、ご存じの方も多いと思います。
ですので仕立てるさいは、オパール全体を包むような器がふさわしいと考えます。
万が一ぶつけた衝撃を、宝石の周りを包んだ貴金属が受け止めてくれるからです。
万が一なんてことは起こらないでしょうし、
衝撃の強さしだいでは、たとえ器で包んでいようとも、
オパールを守れないかもしれないのですが、
一種の保険として、ご加入(?)をオススメしております。
この保険という視点で考えてみると、
【器】に貴金属を追加投入して、肉厚に仕立てるわけですから、
この保険は決して【掛け捨て型】ではなく、むしろ【積み立て型】の終身保険かと・・・
いやいや、宝石に寿命はないので、
保証は永遠ってことになるのでしょうか?!(笑)
ご依頼主もヒスイも、輝かせます。
【pt900 ヒスイ ペンダント】デザイン画

80年代か90年代に、
台湾などのアジア圏へ旅行に行った方の5人に1人がお持ちのヒスイ。
ドーナツ型の中央部に大きく穴が開けられ、
ほとんどはその穴に金線などがからめられ、
かなり大雑把にペンダントなどに仕立てられています。
それらを
「ねえコレなんだけど、もうちょっと、何とかならない?」
と言って私の所へおいでになる方がとても多いわけですね。
ふんわりと丸味のカットが施されたヒスイですから、
爪を幾つも立てて留めたのではシルエットが壊れてしまいます。
そこで
爪を使用せずにヒスイ留めこむには、
中央の穴に注目するのが攻略のポイントになるわけです。
ヒスイの裏側で上部のデザインと接続すれば、
石の美しいアウトラインを維持したまま、ペンダントに仕立てることができ、
ご依頼主もヒスイも美しく輝きますね~。
女性のファーストダイヤモンド。
【pt900 ダイヤ リング】デザイン画

ご覧のデザイン画を見て、
ご依頼主がどんな方か想像できますでしょうか?
リングのサイズが8番の細身のデザインで、
ダイヤモンドを爪を使用せずに留めこんだデザインが好みです。
どうです?
ご依頼主が想像できましたか?
それでは正解を・・・ご依頼主は50代の女性でした。
ご依頼主が20代の女性だと想像した方も多いのではないでしょうか?
指も細いですし、デザインもおとなし目ですからね。
さて20代の女性が選ぶダイヤリングのデザインは、
爪でダイヤを留めるタイプが人気です。
昭和の時代に【立て爪デザイン】を求め、
その扱いにくさに四苦八苦した女性たちが、列をなしてリフォームを決行し、
爪を使わない仕立てにデザイン変更するのを横目に、
平成・令和の女性たちもまた【立て爪デザイン】を求めていきます。
昭和の立て爪とは様子が違うといえど、
女性たちのファーストダイヤモンドは、爪で留めるデザインが愛されています。
古い考えが劣っているとはかぎりませんね。
【pt900 ヒスイ イヤリング】デザイン画

イヤリングのシステムにはいくつかの種類がございます。
クリップ式とよばれる、バネで耳をはさむタイプや、
こちらのデザイン画のようにネジで耳をはさむタイプ。
さらに、ネジとバネ両方の機能を併せ持つタイプもございます。
どれを選ぶかは、ご依頼主の好みなのですが、
私の所に寄せられるご依頼では、
ご覧のデザインのようにネジ式を選ぶ方が、このところ急増中です。
どうやら皆さま、
バネで耳をはさむ方式に強い苦痛を感じておいでのようです。
「いろいろ試したけどね、結局はネジだけのシンプル設計が一番楽だわ」
との事です。
これからイヤリングをお仕立て予定の方は、
古くから愛されているこのネジ式を検討してみてくださいね。
古いものが劣っているとはかぎりませんね~。
宝石オタクのコレクション。
【pt900 ダイヤ リング】デザイン画

15年くらい前に描いた懐かしいデザイン画です。
あの頃は今ほどにカラーダイヤモンドは注目されておらず、
色のついたダイヤモンドは、私のような一部のマニア宝石商が収集していた、
はみ出し者扱いのダイヤモンドでした。
ですのでデザイン画と共にブラウンや、イエローのカラーダイヤモンドを提案しようとも、
『何よ?この黄色い石、本物なの?』
などと、ひどい言われようでした(笑)
その度に、
天然色のカラーダイヤモンドが、どれほど奇跡的な結晶であるかを語るわけですが、
なかなかお客様の心に響かなかったのを良く覚えています。
カラーダイヤモンドを収集しはじめて20数年、
わたしのマニアックなコレクションもずいぶんと充実し、
お客様への【語り】も、
だいぶ上達したとスタッフが褒めていくれてます。
うれしっ\(^o^)/
ちょっと、ご相談があるのですが・・・。
【pt900 サファイア リング】デザイン画

リフォームしたい宝石があるとして、
それをリングかペンダント、どちらにデザインしたいですか?
【リング肯定派】の方に言わせると・・・
「ペンダントはつけてしまうと自分で見れないから、
まわりの人を喜ばせているだけじゃない!
やっぱりジュエリーは自分で楽しめるリングじゃなきゃ!」
と言います。
同様の質問を、【ペンダント肯定派】になげかけると・・・
「何言ってるの!ハートは胸にあるのよ!
大切な思い出がこめられたジュエリーは、ハートで感じなきゃダメっ!」
と言います。
えー、例えばの話ですが、
このように異なる考えの2人をご友人に持つ、
リフォームをご希望のおとなしい女性が居たとして、
しかも3人で連れだって来店された場合、
接客応対する私は、頭の中でどんな計算をすべきか、
どなたかお聞かせ頂けませんでしょうか・・・
いや、例えばの話なんですがね・・・
体調がね、すぐれなかったと思うのですが。
【pt900 ルビー リング】デザイン画

んー何ででしょうこの画、いつもにも増してヘタクソですね。
石を留める爪が描かれてませんし、宝石の配置もダサイですね。
なにより画にパワーが感じられません。
いったい何年前の資料なのでしょうか。まったく記憶にございません。
私が描いたというのは間違いないようです。
さて、
このデザインのように2種類の素材を交互に繰り返すと、
とても下品になります。
パールのネックレスなどでも、
珠と珠の間に金ボールなどを入れ込んで、
パール、金ボール、パール、金ボール・・・と、
ひたすら繰り返すデザインがございますが、
あれほど考えの無いデザインは他に無いと思います。
アレンジもせず、ひたすらに繰り返すだけなんて・・・
工夫やアイデアが微塵もない、
抜け殻のようなデザイナーの仕事だと思いませんか?
さて、この画は確かに私が描いたものですが、
きっとその時、体調でも悪かったんじゃないかなって・・・。
あー、美味しそうですねー。
【pt900 ヒスイ ペンダント】デザイン画

宝石を丸や四角にカットしているのは人間の仕業です。
宝石たちが最も美しく輝くように計算してカットを施すわけです。
宝石の中に取り込んだ光を、内部で効率よく反射させて、
輝きと発色を引き出す匠の技術です。
さて宝石によっては、
光を内部に取り込まない不透明な石たちがありますね。
ヒスイやオパール、ターコイズなどです。
それらもナゼか丸や四角にカットされている事が多いのですが、
ときどき変わった形にカットしてあるモノを見かけます。
そしてそれこそ、
自然のモチーフでデザインするのに最適であるわけです。
葉が茂り、
ツルが巻きあがり、
赤いつぼみがほころんだ中に、
ツヤツヤと実るヒスイの果実・・・
んー美味しそおっ!


