作品集
K18 コンク貝 ブローチ
哀愁漂う、とても静かな画です。
カメオブローチの多くは、華美な装飾が多い中、このカメオは、あまりにも潔く、明快であります。
そして同時に、この静寂な背景が、多くを語っていることに気付かされます。
背景にはほのかなピンクが差し、立体感を強調していますね。
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『conQ』
k18製 47×38mm コンク貝
お客様の中で、何かがクリアになった。
【Pt900 ダイヤ イヤリング】デザイン画
中央に穴をあけたビーズカットのブラウンダイヤモンドを、
バーゲンセールで購入したものの・・・
「ただの濁った石にしか見えなくて使ってないの」
と相談を持ちかけられたのが、このお客様との出会いでした。
さて、
私のパワーでどんなに念じても、反りかえり逆立ちしようとも、
濁った石がクリアになることはございませんので、
ご要望の根本的な解決にはならないのでしょうが、
純白のダイヤモンドを清楚に並べて、
デザイン全体でコントラストを楽しめるように配色してみました。
このご依頼が切っ掛けとなり、
なんと現在まで9年間も継続して次々にご注文を頂いております。
念じても反りかえっても宝石の濁りは取り除けませんでしたけど、
お客様の中で何かがクリアになったのだと思います(*^^)
K18 スモーキークォーツ ペンダント
女性とはそのままで芸術である。
この作品でウィスキーカラーのクォーツにひざまずく女性は美しく、そして可憐です。
チェーンにしっかりとつかまる様子は、大切な物を決して放さないという信念を隠喩しています。
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『Lady’s on the rock』
k18製 18.3×41.5mm ウィスキークォーツ
こんな簡単にはいきません、人だったら。
【Pt900 ダイヤ リング】デザイン画
リフォーム希望のお客様が、
不要になった貴金属を山のように持参され、
ふっくらとボリューム満点のプラチナリングをつくることとなりましたが、
試算してみるとまだまだ貴金属が残りそうなので、
もう1本プラチナ製の幅広リングをデザインすることにしました。
持参された貴金属類には、
ダイヤモンドが留められた品物がいくつかあった為、
そのダイヤモンドは全てはずして新たなデザインに移植したわけです。
こうして考えるとジュエリーのリフォームとは、
じつに無駄が少なく整形が施せるものだと感じます。
全身のシルエットで気にいらない箇所があったなら、
溶かして整えて磨き上げるだけで整形完了。
人の整形では、
こう簡単にはいきませんね(^_^;)
K18 ダイヤモンド アクアマリン リング
このアクアマリンは、そんな言葉がしっくりとくる優しさを持ち合わせている。このブルーは大地のエキスが結晶したとも言えましょう。
大地深くにて発見され、カットが施され、リングにセットされるまでは、これほど優しくおおらかな雰囲気はかもしていなかったアクアマリン。
生きものではないけれど、まるで呼吸をしはじめたような、そんな気持ちを抱かせる。
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『静 -しずか-』
K18WG製 アクアマリン ダイヤモンド ¥158,000-
古いイメージをなんとかしないと。
【pt900 ヒスイ ペンダント】デザイン画
リフォーム希望で持ち込まれるジュエリーのほとんどは、
数十年前に生産された年期物です。
ひと昔前につくられたジュエリーに高い確率で留められているのが、
台形型の細長い角ダイヤです。
しかも大量に留められているのです。
辺の長さが同じ『長方形ダイヤ』であるなら、
一列に美しく並べるなど、効果的にデザイン展開できるのですが、
『台形型ダイヤ』なので、美しく並ばないだけでなく、
古めかしい印象が抜けないので困ってしまいます。
そもそもご依頼主は、
古めかしいイメージを払拭しに来たわけですから(^_^;)
K18 ダイヤモンド 南洋パール ブローチ
霧雨が舞う日は、全ての景色がぼやけて、幻想的な雰囲気に包まれます。
良く見れば小さな雨粒が、いくもの輝きを放ち、音はなく静寂な世界ですね。
中央部に14mmの南洋パールが、ふんわりとしたシルエットで佇んでいます。
その周りを水滴がつたって、最下部に大きな雫をつくっています。
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『MISTY』
k18wg製 ダイヤモンド1.53ct 南洋白蝶パール14.0mm
¥450,000
費用は100倍くらいかかりますけども。
【K18WG パール ペンダント】デザイン画
俗にファンシーアクセサリーと呼ばれる、
低価格素材と模造石を使用したアクセサリーをよく見かけます。
貴金属ジュエリーと異なり、
軽量の合金やプラスチックでつくられる為、
華やかで大振りなデザインが楽しめます。
それらの中には数百円という価格帯のものもあり、
幅広い世代にファンを持ちますが、いくつか困ったこともございます。
代表的なのが【こわれたら修理できない】という悲劇。
ひと月に多くの方が、私の所へこわれたファンシーアクセサリーを持参されますが、
多くの場合で修理不可能とお伝えすることとまります。
修復率は3割以下といったところでしょうか・・・
さて数は少ないのですが、ご覧のデザイン画のお客様のように
「一番のお気に入り!」との理由で、
こわれたファンシーアクセサリーの雰囲気を、
そのままジュエリー素材でオーダーされるお客様もおいでです。
慣れ親しんだお気に入りの雰囲気を、永遠の輝きで仕立てたのなら、
こわれても修理できるし、変色もしないし、肌にも優しいし、
良いことだらけ!
・・・費用は100倍くらいかかるんですけど(^_^;)
K18 ダイヤモンド 南洋パール ペンダント
南洋の暖かい海ではぐくまれたこちらの作品の真珠は、青味の色彩を発し、その内に秘めたパワーがみなぎるテリです。
装飾を極力抑えたデザインで、上部からのひとすじのダイヤモンドは真珠を引き立て、デザインを引き締めております。
デザイン最上部にはミルグレーンとよばれる超微細な彫りが施されており、シンプルながらも本物の制作技法が駆使されています。
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『sticker』
k18wg製 13.5×36mm 南洋白蝶貝真珠13.5×17mm ダイヤモンド0.2ct
K18 pt900 ダイヤモンド アクアマリン パール リング
幾度となく繰り返される大自然の営みを、リングという世界に凝縮したデザイン。
メインストーンは、海水を意味する『アクア・マリン』をあしらう。青く輝く浅瀬の海には、彩り豊かに生き物たちが躍動している。そっと、海の中をのぞいてみようか。
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『AQA-アクア-』
pt900K18製 ダイヤモンド0.14ct ブルーダイヤモンド0.47ct
アクアマリン0.8ct アコヤ無核パール