作品集
アナタノ人生ハ、今ドノヘン?
【pt900 ダイヤ リング】デザイン画
20代の頃は、
細いデザインに、何だかわからない石がチョコンと小さく留まったデザインで、
30代になると、
ワケのわからない石ではなく、
本物の宝石(ダイヤモンド)が欲しくなる。
40代になると、
細身のデザインがどうみても自分に似あっていない事に気づくが、
『このまま乗り切れるかも・・・』と問題を先送りにし、
50代になると、
自分のジュエリーボックスの中でほほ笑みかけてくる、
可愛くて華奢なデザインは、
もはや恥ずかしくってつけられたモンじゃないと悟るものの、
『とりたてて急ぎの行事もないし・・・』と言いながら
ジュエリーボックスを封印する。
そして60代になると、さぁ大変!
使えるジュエリーがひとつもないまま、ショッピングやら旅行やらランチやら、
友達との付き合いが盛んになる。
いい歳して何も持ってないと思われたくないので、
大急ぎでジュエリーリフォームのお店を探し、
若かりしあの頃のジュエリーを大量に持ちこんでは、リフォームに至る。
・・・さて、あなたはいま、何丁目あたりにいます?
K18 ダイヤモンド 南洋パール ブローチ
内部に丸い核を入れない、無核真珠の美しさ。その美しさ気付いたとき、それはパールをもう一度好きになる瞬間です。
中に丸い核を入れて、人工的に丸く養殖されたパールとは、真珠光沢の度合が違います。内部に核の無いパールとは、つまり折り重なる真珠層の塊ということで、その内部からの美しい光沢は、有核の真珠を遥かにしのぐ複雑な干渉色です。
【写真をクリックしてご覧ください】
『URASHIMA』
k18製 ダイヤモンド0.29ct ブルーサファイア
イエローサファイア 南洋無核真珠(ケシ)
¥418,000
K18 ダイヤモンド サファイア ルビー ペンダント
リーフが季節毎にその姿を変化させるようすは、美しく、時に力強いパワーがみなぎっています。
あなたにとってのネクストステージを、あなたにとっての次のチャレンジをリーフで表現しました。
上質のルビー、ピンクサファイア、ダイヤモンドをグラデーションにセッティングした美しく、華やかなリーフペンダントです。下の方に小さく虫がかじった跡があることに注目ください。
【写真をクリックしてご覧ください】
『next season』
k18WG製 15mm×35mm
ダイヤモンド0.196ct ピンクサファイア0.722ct ルビー0.2ct
¥273,000(ペンダント部)
す、すっ、好きです!
【pt900 サファイア リング】デザイン画
大きめのサファイアを、ユニークなデザインでリングにしています。
かなり以前のデザイン画ですね、いったいどこから引っぱりだしてきたのでしょう・・・。
社内のデザイン室の、おそらく誰も近づかないような、どこかで発見したのでしょうね。
さて、これを見ると、
リングのサイズでかなり迷っていたようですね。
同じデザインリングでも、どの指につけるかで装いの印象は大きく変わります。
以前は薬指か中指につける方が大半でしたが、
近頃では、人差し指や小指につける方も多くおいでです。
手の中でも、ひときはよく動く人差し指に、
ご覧のデザインのような大きめの宝石をつけると、
周囲にどんな印象をもたれるか、ぜひ体験してみてください。
ちなみに私、
個人的には人差し指にリングをつけている女性が好みです(笑)
K18 カラーダイヤモンド ペンダント
エジプト神話に登場する冥界の神で、ジャッカルの頭部を持つ姿で描かれます。
スライス状にカットを施した天然色のブラウンダイヤモンドをセットし、死者の魂を安らかに冥界へと導く神を仕立てました。
死を意識することは、今を生きることにつながる。
今日したことと、明日すること。このデザインを身につける日は、それだけでいいと思う。
【写真をクリックしてご覧ください】
『The Gods of Egypt -ANUBIS-』
k18製 ダイヤモンド
アイデアをわたしに分けてください。
【K18wg ガーネット ペンダント】デザイン画
ガーネットといえども多くの種類がございますね。
ご覧のデザイン画に使用されているガーネットは、
その名も【ウバロバイトガーネット】という派手な名前で、
母岩の上に小粒のガーネットがぎっしりと結晶している宝石です。
土台の母岩ごと削り取られるため、とっても重いのが難点。
その重量感を感じさせないデザインができたら合格といえますね。
芽生えたばかりの青葉が拡がる草原を、舞い踊るように飛ぶ蝶のカップル
・・・なんてデザインではいかがでしょう。
えっ?もっといいアイデアがある?
K18 アクアマリン ペリドット ペンダント
小川のせせらぎに、限りなく澄んだ雪解け水が流れるころ、大地から春の息吹がいっせいに芽生えます。
季節の変わり目に自然がめまぐるしく躍動するようすを描いた、「PASTELs」シリーズ。
-早春-と名付けられたこの作品は、自然を肌で感じつつ、あなたが新しいことを始めた時に、その芽がスクスクと育つようにと、デザインされました。
【写真をクリックしてご覧ください】
『PASTELs -早春-』
k18製 アクアマリン ペリドット
お師匠から、きつーく言われたこと。
【K18wg ガーネット ペンダント】デザイン画
余分な装飾をせず、宝石だけが並ぶようにデザインするさいには、
爪の形状や配置がデザインに大きく影響してきます。
爪しだいでペンダントは全く異なる印象に出来上がるのです。
例えばご覧のデザインの上部に留められる3つのダイヤモンドのケースでは、
3つの宝石を6本の爪で留めています。
配置しだいで最小4本で留める事もできますし、
巷では12本の爪で留めているケースが数多くございます。
その中で私は、ご依頼主に6本の爪で留める提案をいたしました。
その提案をご覧いただき、ご依頼主が気にいればGOサインが出ますし、
気にいらなければNGが出ます。
そのシビアな判定がこれからも私を育ててくれるのです。
NGの評価がくだされれば、それを静かに受け止め、
GOの評価がくだされても、それを静かに受け止めます。
デザイナーという職業はご依頼主を輝かせる仕事ですから、
おとなしく影の存在であるわけです。
デザイナー自らがきらびやかに輝きだすと、
その時点から成長が止まってしまうものだと、
駆け出しの頃に、師匠に叩き込まれたわたくしの話。
K18 ダイヤモンド ルビー ペンダント
かさの部分には、カボッションカットと言われる丸味のカットのルビーを使用。
裏のディテールにもこだわったペンダントです。
表面にはつや消し加工を施し、きのこの質感をだしました。
大小さまざまなルビーをもちいて宝石をぎっしりと敷き詰める“パヴェ留め”技法にも注目ください。好評だった前作の第2段です。
【写真をクリックしてご覧ください】
『magic 2』
k18wg製 13.5×16mm
ダイヤモンド0.19ct ルビー0.37ct
アナタのまわりには、笑顔があふれます。
【pt900 ダイヤ リング】デザイン画
これは私ども弥馬屋で人気のリフォームデザインです。
横からのアングルをご覧いただくとよくわかるのですが、
宝石の厚みや幅に合わせて、リングの谷間部分を作り込んで仕立てます。
留められる宝石が、
土台からわずかに浮かぶようにセッティングするのが秘訣。
事前に土台部分をピッカピカに磨き上げておくと、
宝石をセットしたさいに、この上ない輝きがあなたを至福の時へといざないます。
まばゆい輝きに包まれた、それはそれは幸せそうなあなたの笑顔は、
あなたの周囲に居る人たちにも伝播し、あなたの空間は輝く笑顔で満ち溢れるのです。
・・・という段取りでお願いできますでしょうか(笑)