作品集
K18 ダイヤモンド 南洋パール ブローチ
鳴き声がカチカチと聴こえ、火打ち石を打つ音に似ているところから、その名が付いた“ひたき”を描いた作品です。
k18製のヒタキは、リーフ部分と似た表面加工が施されているので、ブローチから1メートルも離れればヒタキだと判りません。近づいて見てくれる人だけを“ハッ!”とさせる愛の語らい。
上質のテリを放つ無核真珠が、作品をいちだんと上品に演出しています。
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『HITAKI』
k18製 南洋白チョウ無核真珠
¥355,000
がんばって完成させるぞぉぉー。
【Pt900 ダイヤ リング】デザイン画
ハート型のダイヤを爪で留めこむとき、
たいてい3本の爪で留めることになるのですが、
大きな爪で3か所から留めてしまうと、
せっかくのハート型のシルエットが三角形に見えてしまいます。
かといって小さすぎる爪で留めるのは、
強度上の不安がありますね。
そんなときは枠のデザインそのものをハート型のシルエットで仕立てると効果的ですね。
角が無いようにふんわり丸味のデザインで仕立てましょう。
金属面がテラテラと光らないように、
使ってないジュエリーからメレダイヤを70個かき集めて留めこむだけ。
・・・って言うのは簡単ですね(笑)
K18 ルビー メノウ ペンダント
さやえんどうの薄皮をむいた後の、しっとり感が忠実に再現されたこちらの作品。
全身を18金のピンクゴールドで仕立てることで、補色の効果をつくりだし、グリーンを美しく引き立てています。
クリソプレーズの形をピタリと包む器の裏側をご覧ください。機械的な土台を作らず、全てを自然な曲線で構成しました。
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『さやえんどう』
k18ピンクゴールド pt900製 15×47mm
クリソプレーズ ルビー
いやもう、切羽詰まってますから。
【Pt900 ダイヤ リング】デザイン画
ここ7年間くらいは、
平均すると1500件(年間)ほどのリフォーム依頼を受けますが、
その中で、ふと気づいた法則がございます。
それは
【どの方もある時期から、ダイヤのひと粒リングというわけにはいかなくなるの法則】
ファーストジュエリーの時期は個人差があれど、
ジュエリー歴をかさねていくと、
どの方も、「ひと粒ダイヤのリングを何とかしたい病」にかかります。
初めての来店時にシンプルなダイヤモンドリングをお仕立てされたお客さまが、
そのわずか数ヵ月後に発病(笑)し、
3角形のダイヤを2ピースとメレダイヤを20ピース
追加投入するデザインに再リフォームしたケースもございました。
私としましては、
数ヶ月前につくった自分のデザインを溶かすことになるので、複雑な気分でしたが、
お客さまの方だって、
そりゃぁもぉ、切羽詰まっておりまして。
K18 pt900 イエローダイヤモンド アクアマリン リング
『トライアンギュラ モディファイド ブリリアント カット』という形の、天然色イエローダイヤモンドに、アクアマリンを合わせました。細身のデザインで中央の石が最もきわだつように設計され、イエローとブルーが補色の効果で引き立て合う、スタイリッシュなデザインです。
アクアマリンはプラチナ製の石座に、イエローダイヤモンドはゴールド製の石座に留められています。その徹底ぶりたるや、よく見ると中央部の爪はプラチナとゴールドが半々で一本の爪が作られているほどです。
つまり、一本の爪を『シェア』しているのです。分かち合うことは相手を思い、愛する行為ですね。
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『シェア』
k18-pt900製 ダイヤモンド0.1ct アクワマリン1.192ct 天然色イエローダイヤモンド1.062ct鑑定書付 参考商品
あっ、右手はチョット、やめたほうが・・・。
【K18 パール リング】デザイン画
ご覧のデザイン画のように、
S字にカーブさせるデザインは、左手につける為に描かれたモノです。
左手の中指や薬指につけると、じつに快適なフィット感でご使用いただけます。
左手の指の付け根は、
中指から小指にかけて、左下方向に緩やかに流れていきます。
デザインするさいは、S字のカーブをその流れにフィットさせる事が大事なのです。
さてこのリングを右手につけたなら、さぁ大変!
じつに不快なフィット感です(笑)
K18 パール ブローチ
島国に生きる日本人は1万年以上ものあいだ、海では魚介を、森では果実を集めて、自然の恵みを享受してきました。
季節がめぐると、違った種の果実がなり、それらが我々の食文化を作ったといわれています。
パールの実が溢れんばかりに付いたこちらの作品は、2色のパールを使用して果実の生命力を表現しました。
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『bless』
k18製 72×20mm パール
ヤッパリ、必要デスネ。
【pt900 ダイヤ リング】デザイン画
中央にメインストーンを配置し、
メレダイヤをリングの横の方まで留めこんで装飾するデザインをご提案したさいに、
お客様からこんな質問をされたことがございます。
「真上から見たらどのくらいメレダイヤが目立つの?」
さて、お察しの通り、
真上から見たらリングの横の方の装飾はほとんど目立ちませんね。
ですがちょっと待ってください。
リングを真上から見ることができるのは、
アナタだけなのです。
アナタの周りに居る、
アナタのライバルたちが、
アナタに気づかれないように、
アナタのリングをそれとなく眺める状況を思い浮かべてみてください!
・・・横の方にもメレダイヤが必要でしょう?
K18 ダイヤモンド ヒスイ ペンダント
とろけるようなグリーンは深く濃く。
こちらのヒスイ、葉のエキスがポタリと落ちたような色味です。
爪を立てず、ヒスイの形に合わせた器に留め込むことで、石の美しい形がきわだちます。
バチカン部には、超微細な彫りをいれ、主張を抑え、プラチナの質感を出しました。
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『greeny』
k18wg製
ダイヤモンド0.05ct ヒスイ2.215ct
旅の準備?紙とエンピツだけです。
【K18yg/wg ルビー リング】デザイン画
私の所には、
ご自身でデザイン画を描いて来店されるお客さまがとても多くいらっしゃいます。
そこには宝石を留める向きや、爪の本数、
リングに彫り込む模様まで細かに描いてあったりします。
「デザインを考えていたとき、楽しかったですか?」と伺うと、
ほとんどの方が満面の笑みで「楽しかった!」と仰います。
ご覧のデザイン画で仕立てたお客さまも、
「自分の指のサイズなんか知らないし、リングの輪は上手に丸く描けないけど、
消しゴムつかって何度も描き直す時間が楽しかった!」
と来店前夜をふり返っておいででした。
お気に入りのジュエリーを、
ぜひ自分でデザインしてみてください。
紙とエンピツを用意したら、心を静めて自分探しの旅に出発しましょう!