作品集
運命の出会い、運命の別れ。
【K18 カメオ ブローチ】デザイン画

貝にさまざまなモチーフで浮き彫りの彫刻を施した、
カメオという素材があります。
多くの場合、女性の横顔が彫刻されていますが、
良く探すと花や風景、馬、フクロウが彫られているものも見つかります。
数年前に私が見つけたものは、
なんとカブトムシが彫られており、1秒で購入を決めた私。
空輸で日本に運び込み、店頭で検品しながらニンマリしていると、
たまたまそこに居合わせたお客様がやはり1秒で購入を決められました。
私の手元にあったのはとてもわずかな時間でしたが、
忘れられない逸品でした。
これも運命ですね(笑)
K18 ダイヤモンド 南洋パール ペンダント

南洋の暖かい海ではぐくまれたこちらの作品の真珠は、青味の色彩を発し、その内に秘めたパワーがみなぎるテリです。
装飾を極力抑えたデザインで、上部からのひとすじのダイヤモンドは真珠を引き立て、デザインを引き締めております。
デザイン最上部にはミルグレーンとよばれる超微細な彫りが施されており、シンプルながらも本物の制作技法が駆使されています。
【写真をクリックしてご覧ください】
『sticker』
k18wg製 13.5×36mm 南洋白蝶貝真珠13.5×17mm ダイヤモンド0.2ct
少しお待ちください、今スグお見積もりを出すので。
【K18 パール リング】デザイン画

デザイン相談のさい、お客さまのテンションも盛り上がってくると、
「ちょっとこの辺にメレダイヤでも留めてみてよ!」
なんて展開になります。
そんな時は瞬時に、どの程度の大きさのメレダイヤを何ピース留めると美しいか、
予測できなければいけません。
限られたスペースにメレダイヤを留めるので、
小さなサイズのメレダイヤなら沢山留まりますし、
大粒なら少量しか留まりません。
費用 対 効果が最高になるような計算が求められます。
そして、ご覧のデザイン画のように、
メレダイヤを留めるスペースが徐々に細くなっていくデザインなどでは、
その計算はより複雑になり、電卓を駆使しての計算がおこなわれますが、
ほとんどのお客さまがこの段階で、
「えーと、だいたい分かりますから、おまかせします」
と助けてくれます<(_ _)>
K18 pt900 ダイヤモンド アクアマリン パール リング
幾度となく繰り返される大自然の営みを、リングという世界に凝縮したデザイン。
メインストーンは、海水を意味する『アクア・マリン』をあしらう。青く輝く浅瀬の海には、彩り豊かに生き物たちが躍動している。そっと、海の中をのぞいてみようか。
【写真をクリックしてご覧ください】
『AQA-アクア-』
pt900K18製 ダイヤモンド0.14ct ブルーダイヤモンド0.47ct
アクアマリン0.8ct アコヤ無核パール
K18 イエローダイヤモンド サファイア ブローチ

2匹の蝶が大事に運んでいるのは、天然色のイエローダイヤモンド。
向かい合わせで触覚も交え、なにやら語り合っているかのようです。
【写真をクリックしてご覧ください】
『パピヨン2』
k18製 42×27mm
イエローサファイア2.42ct ダイヤモンド0.89ct イエローダイヤモンド(中央)0.536ct
参考商品
スカイブルー、見たことあります?
【pt900 ターコイズ リング】デザイン画

こんもりと山の高いターコイズを、
3ピースのダイヤで装飾した、
(自分で言うのもなんですが・・・)じつに使いやすいデザインです。
さてターコイズの色合いもさまざまありますが、
その中で最も評価が高い色合いが【スカイブルー】を発色するターコイズだそうです。
ところで、スカイブルーってどんな色でしょうか?
青空の色?淡い水色?
事実、英語名の【スカイブルー】は非常に細かく定義されているようです。
それは、
「夏の晴天の午前10時から午後3時までの間、
水蒸気や埃の影響の少ない大気の状態における
ニューヨークから50マイル以内の上空を、
厚紙に1インチ四方の穴を開けて、
それを目から約30センチ離してかざし、
その穴を通して観察したブルー」・・・だそうです(^^;)
いつか出会えるでしょうか?
スカイブルーのターコイズに。
K18 ガーネット ターコイズ ペンダント

大きなトルコ石を、形を整えず、ユニークなまま使用してデザインした大胆なネックレスです。
自然とはなんと素晴らしいのでしょう。それは野原で寝そべって大空を見上げたかのよう。
無着色(天然色)のターコイズブルーは、肌の色とは補色効果が働き、素肌につけると大変引き立ちます。
【写真をクリックしてご覧ください】
『W.W.W』(what a wonderful world.)
k18製 28×59mm ターコイズ グリーンガーネット ¥65,000(ペンダント部)
みんなね、かわいいんですよ。でもね。
【pt900 サファイア リング】デザイン画

リフォームのデザイン現場に持ち込まれるジュエリーたちは、
古く老朽しているものの、
それぞれがジュエリーとして成り立っていた過去を持つアイテムです。
つまりそれぞれに主役であるメインストーンが留められているわけです。
リフォームによって、これらを1つのデザインに濃縮するさい、
【誰を脇役に降格させるのか】という問題が生じます。
小学校の学芸会のように、
主演女優だけで6人も居る「不思議の国のアリス」は成り立たないわけです(笑)
さて、そうは言っても
主役の座を降ろすのは惜しい!という宝石があるケースでは、
ご覧のデザイン画でリフォームしてみてはいかがでしょう。
これなら劇の配役に対するモンスターペアレンツからの苦情も、
未然に防げるというもの。
ただし主演が多いほどに、
作品としての輝きが鈍るという事もお忘れなく。
pt900 ダイヤモンド 南洋パール リング
丸々と育った、上質のテリを放つ10m/mを超えるパールをリングに仕立てました。
華美な装飾はひかえ、珠の丸味のシルエットがしっかり見えるように仕立ててあるので、とても使いやすいリングです。さて、もう少しよく見てみましょうか。
【写真をクリックしてご覧ください】
『宝珠』
pt900製 パール10.6m/m ダイヤモンド0.092ct
ジュエリーを見れば、その方の人生を語れます。
【pt900 ダイヤ リング】デザイン画

ご依頼をいただいたお客さまの事は忘れません。
どれほど時間が経とうとも!
・・・たぶん忘れません(^_^;)
以前にもここでお伝えしましたが、
私とお客さまのデザイン相談の現場では、ジュエリーの話を飛び越えて、
ついには「人生観」にまで話が及ぶことがございます。
新たにデザインするジュエリーは、
お客さまがこれまで歩んできた人生とリンクさせなければなりません。
つまりお客さまを知ることが私の仕事であるわけです。
どれほど時が経とうとも、
ご依頼をいただいたお客さまの濃厚な人生は忘れません。
顔や声や名前は忘れたとしても(笑)
お仕立てしたリングを見れば、依頼主の人生を語る事が出来ます!
顔や名前を思い出すのは・・・
まぁ、その後でゆっくりと(^_^;)

















