デザイン画集
さあ!ガンバッテイコー!
【pt900 ダイヤ リング】デザイン画
ご覧のデザイン画は、
ダイヤモンドを夜空に浮かべたかのようなイメージで描いたリングです。
星々の中でひときわ明るく輝くように、
メインストーンを1mmだけ上方に立ち上がるようにセット。
細かい珠のような彫りを周囲に施し、
それはそれは上品で妖艶な雰囲気で仕立て上がる・・・予定(笑)
あとはガンバってつくるだけ・・・な段階でした。
デザイナーが四の五の語る 【やまや名作劇場】
あっ、お客様が遠くからやってくる。
【pt900 ダイヤ リング】デザイン画
ある日、
『まぁるいボールにメレダイヤをぎっしり留めて、リングにしたら綺麗かしらね・・・』
というお客様からの問い合せがありました。
というわけで、ご覧のデザイン画は、ボールの大きさを変え、
何パターンかデザインした中の1枚です。
実際におつくりしたこのリングは、球面に8種類ほどの大きさのメレダイヤを配置し、
すき間なくぎっしりと敷き詰め、美しく仕上げました。
どの方向から見ても、輝いているリングですから、
これをつけたお客様が遠くからこちらに向かってくると、
それはもう光のカタマリがこちらへ向かってくるように思えてなりませんでした(笑)
デザイナーが四の五の語る 【やまや名作劇場】
だって、イッチバンカワイインダモノ。
【pt900 オパール ペンダント】デザイン画
ブラックオパールと大小さまざまのメレダイヤを全て使いきってデザインして欲しい
というご依頼でした。
丸味のオパールの形状にあわせて、
ふんわりと丸味の器をデザインしているのがわかります。
オパールを優しく包むように、器を手作業で削り出していく工程は・・・
『画を描くほど簡単じゃないんだぞ!』
と、飾り職人にはよくクギをさされますが、
やはり丸味のオパールは丸味の器にいれてあげるのがイチバンカワイイデスネ!
デザイナーが四の五の語る 【やまや名作劇場】
みなさんは、どー思います?
【pt900 サファイア ペンダント】デザイン画
ご覧のデザイン画は、
小さなサファイアで小さなペンダントをつくった際の1枚です。
よく見るとメレダイヤを10ピースも足していますね。
ペンダントというのはデザインが小さいほど光らせるべきだと考えます。
光るように仕立てないと、存在感が無くなってしまうから。
『こんな小さなデザインはね、しわの中に隠れちゃうのよ!』
・・・これは私がまだルーキーの頃に、あるご依頼主から受けた的確なご指摘です。
間違ってないな。と感じるのは私だけでしょうか?
多くの方がもつ、同じ悩み。
【pt900 ダイヤモンド リング】デザイン画
小粒でも高品質の婚約リングを見ると、旦那さまの愛を感じずにはいられません。
その美しいダイヤモンドを主役にしてリングをデザインするご依頼でした。
さて、その他の素材として、
5つのダイヤが留められたリングもお預かりして、
主役のダイヤモンドを引き立てるように留めこむデザインをしたのですが、
引き立て役が5つですので数が左右対称になりません。
1個足すか、それとも1個余らせるか・・・(ToT)
あなたならどうしますか?
自分のベスポジ、知っていますか?
【pt850 エメラルド ネックレス】デザイン画
このデザイン画は、
エメラルドとサファイアを材料にネックレスをデザインしたさいの1枚です。
ブルーとグリーンが品良く調和するように、メレダイヤを点在させました。
胸元でV字に広がるネックレスは、古く紀元前より定番のデザインですが、
チェーンの長さを自身にあわせて調整しないとすごーく格好が悪くなります。
この方の場合、38cmがベストポジションでした。
あなたのベスポジは何cmですか?
なんとか、ご理解いただきたく。
【pt900 オパール リング】デザイン画
大きなおおきなオパールペンダントをご持参のお客様が、
『せっかく大きいオパールなんだからリングで使いたいわ』
・・・と仰り、いくつかデザインしたうちの1枚がコチラです。
肉厚で山高のオパールなのに、
すごく小さい爪で留めるよう強く求められ、とても困ったのを思いだします。
もちろん実際のお仕立てでは、
この画よりも太めの爪で安全に留めましたが、
お客様にご理解いただくのにひと苦労、いや・・・ふた苦労(^_^;)
みんな大好きなピアスでしたが、廃番に。
【K18wg ターコイズ ピアス】デザイン画
小さなコマをつなぎ合わせて、
うろこのようなシャラシャラ感をだしたチェーンをイタリア人職人が、
『新作チェーンです!』
・・・と送ってきたので、即買い致しました!
そしてそれを切断し、ピアスをデザインした時の1枚です。
最下部のターコイズにウロコがかぶさっている感じが大好評で、
わたくしも大好きなピアスでした。
そしてチェーンの廃盤と共にピアスも廃盤に・・・んー惜しい。
レストランで、ペーパーナプキンに描いた事も。
【Pt900 ターコイズ ペンダント】デザイン画
これはその辺に落ちていたメモ書きの裏に、
私がはしり描きしたものを、弥馬屋の編集スタッフが拾い上げ、
向きなどを修正し、しわを伸ばして見れる形にしたものです。
図中の『1/150 Dia』のメモは、
この小鳥の目に入るダイヤの大きさをあらわしていますが、
そもそも誰かに見ていただくために描いたものではないので、わかりにくいですね。
この数ヵ月後に、別の宝石でこのペンダントは製品化しており、
これはその元になったデザイン画というワケです。
煌めくジュエリーたちも、
その出生は、デザイナーがひらめいた瞬間に、目の前のメモの裏に描いたラフ画なのです。
昭和をぶった切り、新時代へ。
【pt900 ダイヤモンド ピアス】デザイン画
昭和の時代に大流行した、
ダイヤモンドを横1列に並べた、通称【一文字リング】と呼ばれるデザインリングがある。
その【一文字リング】を眺めては、
高度経済成長期の良き時代を想い、哀愁に浸るのも一興。
その【一文字リング】をブッタ切り、
はずしたダイヤモンドたちでピアスを仕立てるのも、また一興。
ご依頼主は、石の配置や揺れ具合だけでなく、
石を留める爪の本数までも指定され、
昭和時代の片鱗を全く感じさせないピアスを注文されました。
いざ!新時代へ。