作品集
K18 パール ブローチ
楽しげに、愉快にパールが揺れるピンタイプの使いやすいブローチです。意図的に、身につけたとき斜めになるようにデザインされています。
ファッションをカチッと決めたくないときが、ときどきありますね。アンバランスな雰囲気のファッションで装い、パールが揺れるこちらの作品を身につけると、お洒落も楽しさも満点です。
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『rolly』
k18製 パール
¥35,000
私ノ仕事ハ、タノシイデスヨ。
【pt900 ルビー リング】デザイン画

私に課せられる使命は、
好きな材料を手配してきて、
思うままのデザインで仕立てるジュエリーの依頼とは異なります。
お客さまが飽きて使わなくなったジュエリーを持参し、
そこに留められている宝石たちを、
余すことなく使用して仕立てるジュエリーの依頼であります。
装飾に使えるメレダイヤも数に制限があり、
足すことも余らせる事も許されません。
ご依頼主が持参した宝石を使いきって、
なおかつ
飽きてしまった元のデザインイメージを払しょくした、
こんどこそ愛用されるジュエリーを仕立てなければなりません。
んー楽しいですよ~。
K18 サファイア ブローチ
小さなピンタイプのブローチに大自然を凝縮しました。クマゲラがサファイアの葉に気付くのも時間のもんだいですね。
神出鬼没のキツツキは野鳥の中で、最も有名といえますが、姿を見たという人はバードウォッチャーの中でも少ないのです。“それがたまらない!”と思いませんか。
あなたにとって理想の日常とは、どのようなものでしょうか。キツツキのように自由にふるまい、それでいて存在感がある生き方にあこがれませんか?
優しい発色のサファイアをリーフ型に手彫りでカットしてもらいました。宝石研磨氏の高度な技術です。
『ウッドペカー』
k18-Sv(キャッチ部)製 サファイア
¥72,000
流体力学の教科書、読み返してみようかしら。
【K18 サンゴ リング】デザイン画

今から十数年前、
私がまだ駆け出しの頃にデザインをする際の心得を、
ある有名なデザイナーから教えていただきました。
「空気を読むこと」
これはデザインする場面で、
最も気を配らなければいけない要素であると彼は言いました。
まず第1に、リフォームに至った経緯や目的、ご予算など
「依頼主の空気を読め」
第2に、例えばお連れ様と同伴しているご依頼主には、
不用意にお見積りを伝えないなど
「場の空気を読め」
そしてそれらを踏まえ、第3でようやくデザインについての心得となります。
デザインに風が当たった時、
その風がスムーズに流れるデザインにすること。
風がぶつかり【吹き溜まり】ができるようなデザインを描かないよう
「空気の流れを読め」
というものでした。
つまり私のデザインは強風の中でも動きやすいというわけ。
・・・ナンテネ。
K18 ダイヤモンド ガーネット ペンダント
金属面にすきまなくぎっしりとダイヤモンドを留める技法を“パヴェ”と呼びます。
こちらの作品の、見事なパヴェ。マイクロスコープを使用し、メレーダイヤ一粒一粒を手作業で留め込み、極小の爪で仕立てられております。
このイルカの流線型の身体を見ると、ダイヤが留められているとは思えないほど、滑らかにカーブを描いています。
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『dolphin』
k18wg製
ダイヤモンド1.17ct グリーンガーネット0.02ct
不思議な体験の話、きいてください。
【pt900 ターコイズ リング】デザイン画

ご覧のデザイン画はかなり以前に描いたもので、
当時の状況など詳しくは思い出せませんが、
すごく急いで描いているのが伝わってくるデザイン画です。
急いで描かなければならない状況というのは、それほど多くありま せん。
推測するに、お客さまがとても急いでいたのでしょうね。
5分以内に気のきいた(←重要)デザインを提案しなければならないケースなどは、
私の脳内は大変な騒ぎになります(笑)
紙面には着々と画を描きすすめつつも、
脳内でデザインを考えているという場合がございます。
そんな時は、
無事に描きあがったデザイン画に最も新鮮味を感じているのが私自身という、
不思議な体験をすることになるのですが、
そりゃもう脳はクタクタです。
K18 ルビー ブローチ
大きなヒレでゆったりと泳ぐさまは、あまりに優雅で、何の悩みもストレスもないように見えます。
小さなデザインですが、磨き上げられたゴールドは上品に輝き、襟元のワンポイントとしての効果絶大です。
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『angel』
k18製 15.5×17.5mm ルビー
¥30,000
私のお客様の、大きな喜び。
【pt900 パール リング】デザイン画

ご覧のデザイン画は、
二つのパールペンダントをご持参のお客さまに
「コレなんだけど、こうやって、こんな風にリングにできない?」と要望され、
「んー、それはこんな感じですか?」・・・的な1枚です。
この段階では
【つくれるかどうか】や【現実的かどうか】という要素は考えず、
お客さまから出てくるパッションを次々にデザイン紙面に落とし込みます。
そうすると、お客さまの中から、
アイデアや閃きがドシドシ湧き出てくるのです。
最終的には、
ご来店当初の考えとは全く異なるデザインになることも多々ありますが、
このエキサイティングなデザイン相談が、
私のお客さまの大きな喜びにつながっているようです。
どこの馬の骨とも(←私)わからないデザイナーが
一方的に考えたデザインよりも、
お客さま自身から湧き出してきたデザインのほうが・・・
まぁ、たいてい素敵です(泣)
K18 ダイヤモンド タンザナイト リング
スワヒリ語で、輝く山を意味する<kilima><njaro>。
神が宿るといわれるアフリカ最高峰のキリマンジャロ山をイメージしてデザインしました。
その頂にある氷雪をダイヤモンドで表現。『夕暮れのキリマンジャロの空』といわれるタンザナイトは、“誇り高き人”という石言葉を持ち、高貴な方が持つ宝石です。
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『Kilima-Njaro』
k18製 ダイヤモンド0.06ct タンザナイト0.7ct
これでダメなら、地球から脱出ですね。
【pt900 パール リング】デザイン画

球体である真珠をリングに仕立てると、
どうしても上方向に出っ張ってしまいます。
ご覧のデザイン画のように、できるだけ低くセットしようとも、
真珠の直径分だけは否応なしに飛び出してしまいます。
上にあるものは下に落ちてくるのが、地上の摂理。
指につけている真珠のリングが回って傾くのを防ぐには、
地球の引力圏から脱出しなければなりませんね(笑)
さて、真珠のみならずこのように球体の宝石をリングに仕立てるさいは、
リングのサイズを通常より0.5サイズ程度きつめに仕立ててみましょう。
えっ?
それだときつくって指の血が止まる?
そんな悩みをお持ちのあなたは、ぜひ私の所へおいで下さい。
つい先ごろ、とても回りにくいデザイン!開発しました(*^^)v











