作品集
右上から左下にむかって吹く風。
【pt900 パール ブローチ】デザイン画

「ふんわりと風になびくリーフに包まれるように、
南洋の大粒パールが実ります。
所どころに配した小さなダイヤモンドは、
陽光をうけて反射する朝露をあらわしています。」
・・・こんな話をしながら、
私はデザイン相談中に画を描き上げていきます。
「ちなみにブローチを正面から見て、右上から左下に向かって風が吹いています」
なんて余談もお伝えすると、
ご依頼主はとても喜んでくださり、
制作のGOサインをいただけるわけですm(_ _)m
pt900 ダイヤモンド サファイア リング
生命力が溢れ、のびのびと自由に成長するツルが支えているのは、限りなく透明な輝きを放つ、オーバル型のダイヤモンド。
この輝きは、あなたの未来における無限の可能性を示唆しています。
このツルのように、隣り合うもの同士で手をとり合い、支え合い、広く大きく成長してゆくあなたの未来は、大きな幸せに包まれています。
【写真をクリックしてご覧ください】
『蒼 -ao-』
Pt900製 #14 ダイヤモンド1.006ct,D,VS2 サファイア2.297ct
信じれば起こるでしょうか、キセキ。
【pt900 ダイヤ ペンダント】デザイン画

ご覧のデザイン画に、
Dia 0.41ctと記載されております。
これはダイヤの大きさをあらわす表記ですが、
基本的にはリフォームする前の元の枠に刻印されていた数字と同じものが、
新たなデザインにも打刻されます。
基本的には・・・と書きましたとおり、
時々違う場合があるので注意が必要です。
元の枠に0.41ctと刻印されている宝石でも、
枠からはずして計測してみると0.39ctだったり0.35ctだったりします。
使用しているうちにダイヤが減るなんてことは考えられないので、
元の枠に刻印した職人の計測ミスか、
サービス精神(←ダメです)だと考えられます。
さてごく稀にですが、
再計測してみたら0.45ct(?!)である時がございます。
使用しているうちにダイヤが増えるなんてことは考えられないのですが、
このケースでは奇跡を信じてみたくなります。
・・・ダメでしょうか?
K18 ダイヤモンド ルビー サファイア ターコイズ ブローチ
緩やかな優しい曲線で描かれるリーフモチーフのデザインは、ふっくらとした存在感が心を和ませてくれます。
トルコブルーの合間をせっせと上る、ルビーのてんとう虫がデザインを元気づけています。
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『レディーバード』
k18yg/wg製 50×26mm
ダイヤモンド0.51ct ルビー0.28ct サファイア0.26ct ターコイズ
工夫すること。ゴミにしないこと。
【K18 ハギレ ペンダント】デザイン画

巷で【オメガネックレス】などと呼ばれる、
張りのあるネックレスチェーンがありますが、
あなたの首周りに長さがマッチしていないと、ものすごーくダサい。
短くてもダサく、長いとさらにダサい。
このネックレスは是非とも自分にマッチする長さに調整していただきたいわけです。
さて、
ご覧のデザイン画の依頼主も3cmほどカットしたわけですが、
この方の場合、カットしたハギレにホワイトゴールドのツルを巻き上げ、
葉っぱが所どころ芽生えて、ダイヤの朝ツユがポタリ・・・
というペンダントをつくってしまいました。
切れっぱしという名のジャンクが、
ジュエリーに生まれかわった瞬間ですね。
K18 ダイヤモンド ルビー トルマリン ペンダント
新しいものを発見したときのわくわく感ってたまらないですよね。
内部から青味の輝きを放つ、7カラットのグリーントルマリンは強烈な存在感です。
こちらの作品は、そのトルマリンを包み込むようにデザインされており、それはまるで森の中で、茂みをかきわけたら出てきたかのようです。
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『treasure』
k18製 26×34mm ダイヤモンド0.098ct グリーントルマリン7.67ct ルビー
pt900 ダイヤモンド リング
ふわりと丸味のボリュームで、宇宙観ただよう存在感たっぷりのデザイン。
中央になめらかに留められた主星はクッションカットのダイヤモンド。それを取り囲むように小さな星々が輝いています。
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『brillio –ブリリオ-』
Pt900製 #13 ダイヤモンド(中央)0.378ct 0.71ct
ご依頼主の好みは、把握しておきましょう。
【K18wg ターコイズ ペンダント】デザイン画

ペンダントのデザインで必ず必要なのは、
【チェーンを通すところ】ですね。
コレが無いと、せっかくデザインした物も
【ワケのわからない塊】としか言いようがないですね。
あたりまえなのですが、
【チェーンを通すところ】はチェーンが通るような空間があればいいのです。
決まった形や規則などはなく、
われわれデザイナーは好き放題にその部分をデザインすることとなります。
例えば大きなターコイズにアマガエルがしがみついていて、
彼が持つ【葉っぱの傘】が
このデザインにおける【チェーンを通すところ】だったりしても全く問題なし!
ただし、
ご依頼主がカエル嫌いだと大ひんしゅく。
K18 ダイヤモンド オパール ブローチ
自然とはなんとも不規則で予想だにしない出来事で溢れています。
森の中でひっそりと実をむすんだ、赤くジューシーな恵み。さっそく誰かが嗅ぎつけたみたいですよ。
・・・クワガタです。
18金に木肌の表面加工を再現した、かざり職人に脱帽です。本当の木の一部を切り取ってきたかのような出来栄えです。
【写真をクリックしてご覧ください】
『GIFT』
k18yg/wg製 90×27mm ダイヤモンド0.1ct ファイヤーオパール
あなたのホッペに、なんどもキッス♡
【pt900 ヒスイ ピアス】デザイン画

ひとつは欲しいと言われる、
【ながーくゆれるピアス】をオーダーするとき、
最も注意をはらうのはチェーンの長さですね。
10mmなのか20mmなのか、
それとも肩に触れるほど長くおとすか。
見た目の印象を大きく左右する重要ポイントです。
とくにご覧のデザイン画のように、大粒のヒスイを揺らすケースでは、
チェーンを長くしすぎるとスイングの振幅が大きくなり、
ヒスイが顔にビシバシとぶつかり、アメリカンクラッカーさながら・・・
まぁ、
20mmくらいまでにしておいたほうがイイと思います。
























