作品集
K18 ダイヤモンド ルビー ターコイズ ブローチ
枝で羽を休ませながらも、その目は力強く何かを見つめています。その『背中』が・・・何かを語る鳥のブローチは、無地の空間を好みます。
この鳥、後ろから見られている事に気付いているかのような、独特のオーラを放っていますね。全身に留められたダイヤモンドは神々しく輝き、その『枝』までもダイヤモンドの輝きに変えてしまいました。
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『BIRD』
k18wg製 ダイヤモンド ブラウンダイヤモンド ルビー ターコイズ 黒蝶貝
¥430,500
宝石は、奇跡の連続で存在します。
【K18wg ヒスイ リング】デザイン画
地下深く、2万mから3万mくらいの場所。
例えばそこにナトリウムがあって、
しかも比較的低温の環境で、
それでいて1000気圧程度の高圧の環境であったりすると・・・
まもなくヒスイが結晶し始めるでしょう。
時が経て、
じっくりと時間をかけて熟成したヒスイの結晶も、
その才能が地下深くに埋もれているのではモッタイナイ。
そこでヒスイを私たちの地表世界に運んでくれる、立役者が必要となりますね。
それは地球の地殻変動や造山活動といった大地の躍動です。
そしてこれらの条件がそろった場所は世界でも極めて稀なわけですね。
・・・さて、
こんなこと書いてしまうと、
次回から軽い気持ちでヒスイをデザインできなくなってしまいそうですね(笑)
K18 ダイヤモンド ペンダント
ドアノッカーをモチーフにしてデザインされたペンダントです。
“扉の向こう”とはあなたにとって次のチャレンジ、そして次のステージを意味します。
あなたにとってかけがえのないものが、扉の向こうであなたを待っています。
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『knock-knockⅡ』
k18製 11×21mm ダイヤモンド0.166ct ¥73,000(ペンダント部)
100%が求められている現場にて。
【K18 ルビー リング】デザイン画
繰り返しになりますが、私の所へ寄せられる数々の依頼は、
新たな宝石を手配して仕立てるジュエリーデザインではなく、
依頼主が持参する多種多様のジュエリーから外された宝石たちで仕立てる、
ジュエリーデザインです。
それまで依頼主が使い込んでいた多様なジュエリーから寄せ集められた、
個性の強い宝石たちをまとめ上げるのが私の仕事と言っていいでしょう。
全ての宝石たちのキャラクターを調和させ、
ひとつのデザインに集約するわけですが、
時にはご覧のデザイン画のように
3ピースのダイヤを返却する場合もございます。
考え悩んで、
「3ピースを留めるより留めない方が良い」
という決断を依頼主に相談するわけです。
新たに仕立てるジュエリーには、
100%の完成度と満足度が求められますので、
こんな苦渋の決断を迫られることもあるのです~。
K18 イエローダイヤモンド リング
プリンセスカットのダイヤを4ピース、隙間なく留めたシャープで洗練されたデザインです。石の周辺に施された、『ミルグレーン』と呼ばれる超微細な彫りは、作品に繊細さを出し、ダイヤモンドの輝きを引き立てています。
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『chequer』
k18製 ダイヤモンド0.32ct 天然色イエローダイヤモンド0.23ct ¥243,000
おっきい指輪、大好きです。
【pt900 パール リング】デザイン画
大粒の宝石をリングに仕立てると、
指のほぼ全域をその大粒宝石が占めることとなり、
残ったわずかな部分のデザインなど、無いに等しいですね。
こうなると私どもデザイナーの出番はもはや無いと言っていいでしょう。
ご覧のデザイン画からも、
【ちから及ばず感】というか【イクジナシ感】が、
なんとなく伝わってきますね。
デザインするのがペンダントならば、
膨大な量のデザイン案を提案できますが、
リングとなると難しいのです。
「使いやすくてポップなのを、お願いねっ!」
と、ご依頼主は軽く仰いますが・・・(泣)
K18 pt900 ダイヤモンド ルビー ブローチ
大地が呼吸を始める早春、ふんわりと輝く陽光を全身に浴びて、力強く一本立ちする『つくし』。
寒い季節を乗り越えたすべての生物に、新しい季節の到来と実りを知らせてくれます。
つくしといえば、その『はかま』でしょう。手で触れるとあまりにもやわらかい『はかま』。
この『はかま』を強固なゴールドで表現するのに・・・一苦労。貴金属で『軟弱さ』を描写することに成功し、完成に至ったわけです。
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『つくし』
k18/Pt900製 ダイヤモンド1.312ct ルビー0.25ct
参考商品
流れ流れて、ここにたどり着いた宝石たち。
【pt900 エメラルド リング】デザイン画
宝石たちが一直線に整然と並ぶ、
ご覧のデザイン画を実現させるには、
それぞれの宝石の幅がピタリと揃っていなければなりません。
これはつまり、
出どころの異なる宝石たちを集めてデザインしなければならない
リフォームの現場では、【まずありえない】デザインといえます。
描いたデザインに合わせて、
新規の宝石を手配するジュエリー制作の現場なら
【いともかんたん】な事であるのでしょうが、
私の所にはそのような【いともかんたん】なご依頼は寄せらず、
他の医師では手の施しようの無い
【もはや医師から見放された】患者さんが・・・
ん?何の話でしたっけ?
K18 ダイヤモンド ペンダント
ドアノッカーをモチーフにしてデザインされたペンダントです。
“扉の向こう”とはあなたにとって次のチャレンジ、そして次のステージを意味します。
あなたにとってかけがえのないものが、扉の向こうであなたを待っています。
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『knock-knock』
k18製 13×18.5mm ダイヤモンド0.02ct 天然色イエローダイヤモンド0.067ct ¥86,000(ペンダント部)
科学技術の発展を、心から祝して?
【pt900 ヒスイ リング】デザイン画
人類が科学の力で合成した宝石が市場にはびこり、
購入する方々を混乱させている昨今。
科学合成で作れない宝石は無いと言われています。
はたして自分の宝石は本物なのだろうかと、不安な方も多いことでしょう。
ヒスイもまた、
合成や着色のみならず、非常に似た雰囲気の安価な石が存在します。
錬金術しかり、
【ひとが心の根に持つ、目先の欲望】が、科学技術を発達させてきました。
これからもますます巧みな宝石たちが、実験室から生み出されるでしょう。
その時に私たちは、
技術進歩を喜ぶべきなのか、
それとも・・・